ネコの肥大型心筋症 診断・管理の理論と実際 第2版
ネコの心臓病として最も発生率が高い肥大型心筋症の病態、診断および管理を、一般臨床家と学生の方々向けに解説したモノグラフ、6年ぶりの改訂版。
特長
【特長】
改定のポイント
■限定的心エコー図検査を解説
■一次診療施設でも知っておくべき病態である一過性心筋肥厚を解説
■左室流出路閉塞に関する記載を大幅に改訂■本書専用の動画・音声視聴用アプリ 配信中
仕様
【仕様】
■著者:竹村 直行
■A4判 ■本文121頁 並製本 カラー
詳細説明
<目次>■Part1ネコの心臓病診療の特殊性@ ネコの心臓病診療の特殊性A まとめ:様々な制限の中で最良の医療を構築する■Part2心筋症の分類,各種心筋症の概要および一過性心筋肥厚@ 肥大型心筋症 コラム1 拡張期肥大型心筋症のネコの1例A 拘束型心筋症B 拡張型心筋症C 不整脈原性右室心筋症D 分類不能心筋症E 一過性心筋肥厚F 各種心筋症の発生割合および生命予後 コラム2 一過性心筋肥厚と臨床診断されたネコの1例G まとめ■Part3肥大型心筋症の病態生理および臨床像@ 拡張障害の病態生理A ネコ種による肥大型心筋症の臨床像の違いB まとめ■Part4肥大型心筋症の各種診断検査@ 検査の概要A 問診B 身体診察 コラム3 動的右室流出路閉塞が見られた健康ネコの1例C 全身性高血圧D 心電図検査E 胸部X線検査F 心エコー図検査G 心臓バイオマーカーH 遺伝子検査■Part5心筋症の治療に用いる各種薬剤@ 錠剤の分割と粉砕A ピモベンダンB アンジオテンシン変換酵素阻害薬C アンジオテンシン受容体拮抗薬D アムロジピンE β遮断薬F 利尿薬G 抗血栓療法に使用される薬剤H 鎮痛剤I その他の心臓病治療薬■Part6肥大型心筋症の治療@ 無徴候の症例の治療A うっ血性心不全の症例の治療B 動脈血栓塞栓症の症例の診断および治療 (1)原因 (2)診断 (3)治療 (4)血栓予防療法