よくわかる犬と猫の血液検査
臨床現場で必ず行う検査である「血液検査」の基礎知識と検査スキルを向上させる実践的なテクニックを紹介。
〜2024年05月31日 18:00まで
緑書房
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特長
【特長】●350点を超える写真、125点の図表など、豊富なビジュアルで「血液検査」について視覚的に理解できる。●塗抹の作製方法のコツ、作製した塗抹の出来不出来の評価ポイント、さらに血球の見分け方も詳しく解説。●二次診療施設の臨床検査科に勤務する愛玩動物看護師による執筆。
仕様
【仕様】●著:中村知尋 監修:平岡博子●B5判●164ページ●オールカラー
詳細説明
Chapter1 血液検査の基本1.はじめに血液検査とは/採血の一連の流れ2.保定はじめに/採血時の保定方法3.消毒消毒の目的/使用する消毒液4.採血はじめに/必要な器具/血清と血漿の違い/採血管の種類と使用する検査/実際の採血5.止血止血の手順/止血のポイント6.検体処理はじめに/検体の分注/転倒混和/遠心分離Chapter2 検査値の読み方1.基準値(基準値範囲)正常値と基準値の違い/基準値範囲の決め方/検査機関や病院によって検査結果が異なるのはなぜか?2.全血球計算(CBC)CBC/赤血球系/白血球系/血小板3.血液化学検査はじめに/血漿蛋白/肝臓・胆道系/脂質系/糖代謝/膵臓系/腎臓系/ミネラル・電解質Chapter3 血液塗抹検査1.血液塗抹の作製はじめに/必要な器具/血液塗抹の作製法/塗抹をきれいに作るコツのまとめ/作製した血液塗抹の出来を判断する方法2.血液塗抹の染色はじめに/簡易染色(ディフ・クイック)/ライト・ギムザ染色/染色の出来を判断する方法3.血液塗抹の評価方法血液塗抹観察の必要性/染色法による見え方の違い4.赤血球の観察はじめに/正常な赤血球/赤血球の大きさの変化/赤血球の形の変化/染色性の変化/赤血球の内部構造の変化/赤血球配列の変化/再生像の評価5.白血球の観察はじめに/形態観察に必要となる細胞構造の基本名称/各白血球の観察/白血球を分類するときの3つのポイント/好中球の左方移動/好中球の中毒性変化/その他の異常な白血球/白血球百分比の算出方法6.血小板の観察はじめに/血液塗抹による血小板数の計算方法