ギムザ染色液
特長
【特 長】
●ライト染色液:メチレンアズールとエオジンYのメタノール溶液。
●ギムザ染色液:血液細胞の染色に使用される。主成分はアズール2-エオシンで、細胞核のクロマチンが固有の赤紫色に染まり、細胞質の各種顆粒が好酸性と好塩基性に染め分けられるのが特長です。粘度が高い。骨髄生検組織標本に有用です。
●ライト・ギムザ染色液:ライトの細胞質を染める長所とギムザの核を染める長所を結合した染色液。
●染色液の色はすべて青紫色です。
使用期限
2025/10/21
仕様
詳細説明
<ライト単染色>
@固定:ライト染色液を15~20滴標本の上にかけ固定する。2分間放置。
A染色:染色液を捨てずに同量のM/15リン酸緩衝液(pH6.4)を加え、息を吹きかけ混合する。5~6分間放置。
B水洗:染色液をさっと洗い流す。
C乾燥:冷風ドライヤーで乾燥する。
D鏡検:イマージョンオイルをつけ鏡検。
<ギムザ単染色>
@固定:メタノールで固定。1~2分間放置。
Aギムザ希釈液作製:M/15リン酸緩衝液(pH6.4)1mLにギムザ染色液を1~1.5滴の割合に混合調整する。
B染色:ギムザ希釈液を標本上に満載。20分前後放置。
C水洗:長時間の水洗は脱色するのでさける。
D乾燥:冷風ドライヤーで乾燥する。
E鏡検:イマージョンオイルをつけ鏡検。
<ライト・ギムザ染色液 I>
メタノール固定後、本液をかけ2分染色後、同量の緩衝
液をかけて10~15分染色。