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製品概要

有効成分

フルオキセチン
一般名:フルオキセチン塩酸塩
分子式:C17H19CIF3NO

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
セロトニンに対してシナプス前終末の再取り込みを選択的にブロックする。

作用と特長

SSRIであるため低血圧、排尿回数の低下、口渇等(抗コリン作用)は見られない。
SSRIは、ヒト用の抗うつ薬としても知られている。

フルオキセチンの作用機序
フルオキセチンは「シナプス間隙」から「シナプス前細胞」のセロトニンの再取り込みを選択的にブロック。

一時的に脳内のセロトニン量を増加させる。

結果、セロトニンの作用が増強。不安状態を緩和し、行動療法を受け入れやすくなる。
薬物動態

代謝経路

フルオキセチンは肝細胞の酵素で代謝されノルフルオキセチンとなる

吸収率

犬での1mg/kg経口投与時の生物学的利用能(Bioavailability)は72%
フルオキセチンは体内で代謝を受け、フルオキセチン同様にセロトニン取り込み阻害作用を有するノルフルオキセチンとなる。

Tmax(薬物投与後の最高血中濃度に達する時間)

フルオキセチン:約1.9時間
ノルフルオキセチン:約14.5時間

消失半減期

約3.2日及び2.4日
そのため1日1回の経口投与で安定した血中濃度が得られる。

安全性(主な副作用)

食欲不振、嗜眠または鎮静、振戦、嘔吐、瞳孔反射の異常など
※臨床結果で上記の副作用が認められましたが、薬理作用から予測される範囲であり、いずれも重篤なものではありません。

相互作用

併用禁忌薬:モノアミンオキシダーゼ(MAO)阻害薬
併用注意薬:チトクロムP450酸素系に影響を及ぼす薬剤(ケトコナゾール、ワーファリン、三環系抗うつ薬、ベンゾジアゼビン系薬剤、カルバマゼピン、ハロペリドール)、フェチアジン系薬剤

行動療法

リコンサイル錠は薬物療法として補助的なものであり、行動療法との併用が必要です。

【参考】行動学セミナー動画

商品名 リコンサイル錠 8mg 32mg
本体 「製品画像」オゾン脱臭除菌装置ライトニックオージー2 「製品画像」オゾン脱臭除菌装置ライトニックオージー2
内容量 30錠入り
風味 人工ビーフフレーバー
用法及び用量(4s以上) 1日1回
体重1kgあたりフルオキセチン1〜2mg
体重 リコンサイル錠
8mg
リコンサイル錠
32mg
4.0kg以上〜8.0kg未満 1錠
8.0kg以上〜16.0kg未満 2錠
16.0kg以上〜32.0kg未満 1錠
32kg以上 体重1kgあたりフルオキセチン1〜2mgを基準量とし、錠剤を組み合わせて投与する
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