手術用手袋の種類とそれぞれのお勧めポイント
----昨今さまざまな手術用手袋が各メーカーから販売されていますが、トップ様ではどういった場合にどのような手袋をお勧めしているのか教えてください。
近年はパウダーフリータイプのお問い合わせが増えています。
女性は手荒れの問題もありますが、美容の面だけではなく、手荒れによって皮膚の防御膜がひとつ壊れる事により感染リスクも上がりますので、手荒れについてはきちんと考えていかなければいけない問題だと思います。
アロエが手に良いことはご存じの事だと思いますが、トップで販売している「メディトップ手術用手袋アロエホワイト」は、国際アロエ科学評議会(IASC)の承認を取得しています。無農薬の良質のアロエを使用し、アロエの品質だけではなく、それを製造する技術も非常に高く、パウダーフリー手袋に関してはこちらをお勧めしています。
一般的によく使われているパウダー付きでは、まずはメディトップ手術用手袋。
こちらはアジア人の手型で作られていますので、手のフィット感が非常に良い商品です。少し厚めにできていますので破れにくさといった面でもお勧めしています。
反対にセンパーメッド手術用手袋は、ヨーロッパ人手型になります。オーストリアで生産されているヨーロッパ向けのブランド品となります。薄手で触感が掴みやすく、人体よりも繊細な手術の多い動物病院様へお勧めしています。
- ■アジア人手型と欧米人手型の違い
- アジア人手型の方が手の甲の幅が広く、ヨーロッパ人手型は指が長めに作られています。
その為、ヨーロッパ人手型とアジア人手型では同じサイズでも、アジア人手型の方が一回り小さく感じる事があります。
トップ取扱い製品では、ベテナルサージカルグローブとメディトップ手術用手袋がアジア人手型、センパーメッド手術用手袋がヨーロッパ人手型となります。
トップの新しい手術用手袋
----新しく発売になったベテナルサージカルグローブはどのようなコンセプトの商品ですか?
ベテナルサージカルグローブは20双/1箱でお求めやすくなっております。入り数を少なくすることで、それぞれのサイズを揃えやすく、院内に複数の先生がいる病院でも、少し小さい・大きいといったストレスを感じることなく各人に合わせたサイズで使って頂けると思います。
金額もかなり抑えた商品ですが、低価格を実現できたのは農林水産省で承認を取った為です。動物用ではありますが管理体制のランクは下げていません。是非一度お試しください。
それぞれの特長のまとめ
メディトップ手術用手袋アロエホワイトは、パウダーフリーなのに非常に装着しやすい商品です。パウダーアレルギー対策にはぜひこちらをどうぞ。
センパーメッド手術用手袋は、薄手で品質も高く、繊細な感覚が必要な獣医療には特にお勧めできます。全数検査を実施しているため、穴あきなどの不具合が起きにくいのが特長です。
ベテナルサージカルグローブは、品質を保ったまま低コスト化を実現しました。手術担当者が複数いるなど、多くのサイズを揃えなければならない場合はこちらがお勧めです。