はじめに

常総市開業動物病院の被害に関しまして(10月22日 茨城県常総市)
当日は多くの情報が報道されましたが、災害から一か月以上がたち、報道される事も少なくなりました。水害に見舞われた地域はどうなっているのでしょうか。

弊社では、現地で開業されていた動物病院様の状況を確認するために茨城県常総市を訪問致しました。
一見元の街並みだが。。
一か月以上が経過した被災地は、泥やゴミの片づけなどの復興作業が進み、初見では被害の爪痕には気が付きませんでした。

ですがよくよく見ると、ガードレールが斜めに傾いだままの箇所や、生け垣などが不自然に途中から色が変わっている箇所などがあり、ここまで水が来ていたんだと実感できました。

田んぼを水没させ、なお止まらず町全体をおおった水量に改めてぞっとしました。
水位がはっきりとわかる生け垣
続く支援活動
平日にも関わらず、何名かのボランティアの方々とすれ違いました。まだまだ一階は住める状況ではないといったお宅も多々あるそうです。住民の方に声をかけながら活動されていました。
動物病院様の状況
被災した病院様を何件か訪問しました。 大きな被害はなく通常診療に戻っている病院様、周囲の被災住宅からの預かり犬・猫を多く抱えている病院様、そして、残念ながら機材がすべて水没するほどの被害に合われた病院様。

被害甚大だった病院様のうち一つでは、外壁には訪問したスタッフの胸元の高さに水位を表す茶色い線が残っていました。
窓の上に水位を示す茶色の線が残った病院外壁

幸いなことに診療所にいた動物たちに被害はなかったそうですが、じわじわ上がっていく水位になすすべもなく、機器・カルテに至るまですべて水没したそうです。

物をすべて 撤去した院内

一時期は廃業も考えられたそうですが、周囲の励ましやお力添えを受け、現在は診療所の脇にコンテナを設置し、仮の診療所を開設する準備をしていらっしゃいました。

コンテナ診療所内の様子

現地を訪れ、広範囲にわたる大災害であることを改めて実感致しました。今回の関東・東北豪雨災害、そしてこれからどこでも起こり得る可能性がある災害に対して、プロミクロスは何ができるのか、何をなすべきなのか。社内一丸となって考えていきたいと思います。

被災地レポート


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