小動物 最新 外科学大系2 救急治療
動物病院にいる限り、必ず求められる救急治療の知識を基本から
特長
【特長】
●呼吸管理救急疾患の初期療法を中心に、臨床現場ですぐに役立つ情報が満載!!救急疾患を呈した動物の病態と重傷度を即座に把握し、適切な治療へと導くために必要なあらゆる情報が網羅されています。
詳細説明
第1章 呼吸管理
基本的な心肺蘇生法“ABC”のなかでも、まず最初に行うべき気道の確保と人工呼吸法、および酸素吸入法について解説し、実際の現場で対処できる手法を細かく紹介しています。
1.気管内挿管法
2.一時的気管切開法
3.人工呼吸法
4.酸素吸入法
第2章 心臓・循環管理
1.救急血管確保法
2.ショックに対する対応
3.心肺蘇生法
4.重度不整脈の対応
第3章 輸液・輸血法
1.救急治療時の輸液法
2.救急治療時の輸血法
第4章 外傷時のカテーテル留置
外傷による救急疾患に対し、胸腔穿刺法、胸腔カテーテル留置法、尿道カテーテル留置法、膀胱カテーテル留置法、腹腔穿刺法、腹腔洗浄法などの実施方法について、シェーマを豊富に使って説明しています。
1.外傷時の胸腔カテーテル法
2.外傷時の尿道カテーテル留置法
3.外傷時のカテーテルによる腹腔洗浄法
第5章 救急処置に必要なモニター
1.血圧測定法
2.中心静脈圧測定法
3.心電図監視
4.呼吸モニター
第6章 眼科の救急処置
救急処置が必要な眼科疾患(眼球突出、角膜損傷、眼球出血、緑内障、ぶどう膜炎、網膜剥離など)を具体的に挙げ、外科的整復法とその他の救急処置法について、症例写真を交えながら解説しています。
第7章 中毒に対する救急処置
殺虫剤や除草剤などの農薬や、その他の身の回りにある毒物を摂取したときに呈した中毒症状に対して、初期治療法、症状に合わせた治療法、毒物の種類に応じた治療法を解説しています。併せて、日本で販売されている約300種類の農薬の一覧表を掲載しています。